2011年07月18日

浅川兄弟のこころにふれる

 わが大阪のアトリエからはお散歩コースにある東洋陶磁博物館。いま、特別展で浅川巧生誕120年記念としてすばらしい展示が開催中です。

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 彼ら兄弟は戦前の日本帝国時代の朝鮮で、この国固有の歴史と風土にはぐくまれた美と技術をみいだし、失われゆく朝鮮美術の保護につとめた日本人。
 かの民芸運動の柳宗悦と親しく、光化門の保全や朝鮮全土にわたり埋もれていた朝鮮陶磁器の発掘調査を行い、守り、ひろめるという偉業をなしたのです。
 帝国主義の、力が主体のあんな時代にあって、そういうこころばえすぐれた日本人がいたことが、誇らしく、またうれしく、ぜひ多くの人にも知ってもらいたいですね。それに何より、彼らがみつけた朝鮮美術、ハンパでなくすばらしく、こころひかれます。浅川さんも言っていますが、日本の陶磁器のように完全無欠ではなく、ちょっと傾いていたりゆがんでいたり、どこかおおらかなアバウトさが魅力。
 閉幕が迫っています。ぜひお時間をみつけて、おでかけのほど。
 ぜったいオススメです。













posted by 玉岡かおる at 21:17 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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